2016/10/29

「峠」 残しておきたい(文庫)本

2016年10月29日(土曜)

平日、毎日が長く感じても早くも10月も終わりです。。。

昨夜はお仕事で来たKekoさんと焼鳥屋さんで一年ぶりに一杯。
重く沈んだ気持ちがふんわり浮揚、気の休まる愉しいひととき。
最近仕事の夢ばかりみてどんどん疲れに没していく負の渦巻きから離れ、穏やかな気分で眠れました。

今朝は、昨夜の雨も上がり晴れて清々しい秋空。
少し食べ過ぎと、鬱々とした気分が晴れた反動で、なんとなくぐずついたまま週末の大事な時間が過ぎて行く。こんな時間だけは、短くなった秋の日差しのように速く過ぎてしまいますね。。

引っ越して一年経ってもダンボールの荷物も積み上がったまま、、
片付ける気も起きず、気力もないままなので仕方なく、不安定な気持ちをそのまま置いているのと同じ。
それでも文書と書籍類の整理はスキャナで取り込んで減らしてます。

気分転換、知的欲求などから本をちょくちょく読んでいたのですが、すっかり本を読まなくなって久しい。。。
文庫本は高価でもないので、また読みたくなったら買えばいいと整理してきたのですが、それでも手元に残る作品が段ボール2箱。

司馬遼太郎さんの作品群がその一つ。
ドナルド・キーンさんも圧倒される巨大な知識と深い造詣で、多くの優れた作品を残し、国民的作家としても有名ですね。
どれか最も好きな作品をというと、皆さん悩むんではないでしょうか。私もあれもいいし、これも捨てがたいと思うのですが、必ず思い出す作品の一つが「峠」です。


161029-峠(上-表紙





薩長でもな幕府でもなく、歴史の流れを作り出した主流とは違う越後長岡藩、河井継之助に焦点をあてた作品ですね。作者自身の好奇心や人物へ思い入れを、史実をもとにして語る歴史小説。この主役の強い個性とあいまって、人物像が香り立つほどに蘇らせくれる絶好の作品かと。少なくとも私にとって単なる読み手として、河井継之助の生きた軌跡というかそのものに素直に感じ入ることのできる作品です。

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